杖に突く(読み)ツエニツク

デジタル大辞泉 「杖に突く」の意味・読み・例文・類語

つえ・く

それを杖にして寄りかかる。
「背の高い竹台の洋燈ランプを、―・く形に持って」〈鏡花婦系図

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杖に突く」の意味・読み・例文・類語

つえ【杖】 に 突(つ)

杖をつくようにしてよりかかる。
平家(13C前)四「浄衣きて、弓うちきり杖につき、ひらあしだはき」
洒落本・禁現大福帳(1755)三「扣墊(たたきひしゃい)だ銀の吹管(きせる)を杖(ツヘ)に突(ツイ)て立ながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android