村頭(読み)そんとう

精選版 日本国語大辞典 「村頭」の意味・読み・例文・類語

そん‐とう【村頭】

〘名〙
① 村のはずれ。
中世現地徴税などにあたった国衙役人
※河上山古文書‐建久四年(1193)一〇月三日・肥前国留守所牒案「一 欲停止村頭当社神人致煩子細由事」
沖縄県で、間切(まぎり)内の村に置かれた吏員一つ。間切長の下にあって、間切内の村の事務を行なうもの。
※沖縄県間切吏員規定(明治三〇年)(1897)三条「間切内の村に村頭一名を置く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「村頭」の読み・字形・画数・意味

【村頭】そんとう

村外れ

字通「村」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報