精選版 日本国語大辞典 「杉形・杉状」の意味・読み・例文・類語
すぎ‐なり【杉形・杉状】
〘名〙
① 杉の木のそびえたような形。上がとがり、左右がしだいに張り広がった形。金字形。すぎばえ。
※言継卿記‐天文六年(1537)二月四日「杉なりの檜木御所望之間、致二進上一候了」
※信長記(1622)二「吉成勘助、しもむら市の丞などこそ、杉(スキ)なりに懸て鑓をあはせたると申ける」
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