デジタル大辞泉
「朽索六馬を馭す」の意味・読み・例文・類語
朽索六馬を馭す
《「書経」五子之歌から》くさった縄で6頭の馬を御するように、非常に難しくて危ないことのたとえ。
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きゅうさく【朽索】 六馬(りくば)を馭(ぎょ)す
(「
六馬」は六頭立ての
馬車をひく馬。「書経‐五子之歌」の「予臨
二兆民
一、懍乎若
三朽索之馭
二六馬
一」による) くさった
なわで六馬をあやつるように、きわめて困難で危険なことのたとえ。
※峨眉鴉臭集(1415頃)剛直宗住亀山「執二朽索一以馭二六馬一。力任二脩途一」
※
佳人之奇遇(1885‐97)〈
東海散士〉七「一髪千鈞を引き、朽索六馬を馭すものと謂ふ可し」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報