本矢場薬師塚古墳(読み)もとやばやくしづかこふん

日本歴史地名大系 「本矢場薬師塚古墳」の解説

本矢場薬師塚古墳
もとやばやくしづかこふん

[現在地名]太田市矢場

渡良瀬川扇状地上の微高地にあった前方後円墳で、大正三年(一九一四)地元民による土取り工事に伴い墳丘を消失し現在では跡形もない。この工事の際、墳丘中の主体部かと思われる部分から遺物が採集され、現在東京国立博物館に保管されている。工事以前の地籍図からの復元では主軸東西にとり、全長八〇メートル、後円部径五〇メートル、前方部幅二五メートルの前方後円墳であったと推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android