木筒村(読み)きづつむら

日本歴史地名大系 「木筒村」の解説

木筒村
きづつむら

[現在地名]鶴田町木筒

岩木川中流左岸に位置し、西は支村後中野うしろなかの村、南は野木のぎ村、北は小和巻こわまき(現西津軽郡柏村)に接する。鶴田つるだ渡をもって岩木川対岸の鶴田村へ通じる。

「平山日記」貞享四年(一六八七)の記事に「桑ノ木田ハ木筒となり、漆派ハ桑ノ木田と成」とあり、それまでは桑野木田くわのきだ村と称した。正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に桑木田村六二・二八石とあり、貞享元年の郷村帳に桑野木田村一〇〇・九石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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