木端(読み)コハジ

デジタル大辞泉 「木端」の意味・読み・例文・類語

こ‐はじ【木端】

《「こはし」とも》すだれ下端の縁に縫い込んである細長い薄板。巻き上げるときのしんにする。一説に、巻き上げたすだれを柱などにつるかぎという。

こ‐ば【木端/木羽】

材木の切れはし。こっぱ。
杮板こけらいた」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木端」の意味・読み・例文・類語

こ‐はじ【木端】

〘名〙 (「こはし」とも) 簾(すだれ)を巻き上げるときに、心棒とする細長い薄板。一説に、巻き上げた簾をつる鉤(かぎ)
※枕(10C終)二八帽額(もかう)の簾(す)は、まして、こはしのうちおかるるおといとしるし」

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