木枯らし一号(読み)コガラシイチゴウ

デジタル大辞泉 「木枯らし一号」の意味・読み・例文・類語

こがらし‐いちごう〔‐イチガウ〕【木枯らし一号】

晩秋から初冬にかけての時期気圧配置冬型になって初めて吹く木枯らし
[補説]気象庁では、10月半ばから11月末の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北寄りの風をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木枯らし一号」の意味・わかりやすい解説

木枯らし一号
こがらしいちごう

晩秋から初冬にかけて冬型気圧配置になって吹く北寄りの冷たい強風で,そのシーズンで初めてのもの。気象庁では 10月中頃から 11月末までの間で西高東低の冬型気圧配置(→西高東低の気圧型)のとき,北から西北西までの風が 8m/s以上で吹き,前日よりも気温が 3℃以上下がった場合に,木枯らし一号と発表する。なお,木枯らし一号は東京大阪について発表される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android