木島平(村)(読み)きじまだいら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「木島平(村)」の意味・わかりやすい解説

木島平(村)
きじまだいら

長野県北東部、下高井郡にある村。1955年(昭和30)、穂高(ほたか)村、往郷(おうごう)村、上木島村が合併して木島平村成立。千曲(ちくま)川の支流樽(たる)川と馬曲(まぐせ)川の扇状地上を占め、積雪が多い。国道403号が通じる。かつては室町末期から続く和紙内山紙(うちやまがみ))が生産されていた。水稲作と野菜中心の農村であるが、積雪を利用したスキー場がにぎわい民宿も多い。面積99.32平方キロメートル、人口4375(2020)。

[小林寛義]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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