有馬玄哲(読み)ありま げんてつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有馬玄哲」の解説

有馬玄哲 ありま-げんてつ

1581-1665 江戸時代前期の医師
天正(てんしょう)9年生まれ。有馬凉及の父。京都で曲直瀬玄朔(まなせ-げんさく)にまなび,のち法印をさずけられる。幕府のまねきで江戸に滞在中,徳川頼宣(よりのぶ)にもちいられ紀伊(きい)和歌山藩につかえる。寛文5年7月25日死去。85歳。摂津有馬(兵庫県)出身。字(あざな)は素同。号は索固,瑞庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例