月跨（読み）つきまたぎ

精選版 日本国語大辞典

つき‐またぎ【月跨】

〘名〙

① 月経。

※洒落本・初葉南志（1780）「去る芸者のうちに月またぎになったものが有て」

② ＝つきまたがり（月跨）

※人情本・春色恵の花（1836）初「この間の三両の金は、月またぎで三月になるから、利が三分」

つき‐またげ【月跨】

〘名〙 ＝つきまたがり（月跨）

※和英語林集成（初版）（1867）「トウリュウシテ tszkimatage(ツキマタゲ)ニ ナル」

つき‐またがり【月跨】

〘名〙 月をまたいで翌月にかかること。二か月にわたること。月ごし。月またぎ。月またげ。

出典　精選版 日本国語大辞典