曾根町(読み)そねまち

日本歴史地名大系 「曾根町」の解説

曾根町
そねまち

[現在地名]伊勢市曾禰そね一―二丁目

大世古おおぜこ町の西にあり、曾禰とも記される。仁平元年(一一五一)一二月一一日の常明寺別当某畠地相博状案(光明寺文書)に「山田村曾禰」とある。中世、山田には座・市・土倉が多く成立発達した。明応六年(一四九七)に布座に加入を認められた者として曾禰彦左衛門の名がみえる(徴古文府)

<資料は省略されています>

莚酒とは新しく座に加入することを認められた者が、その挨拶として座人に振舞った酒のことである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報