時論（読み）じろん

精選版 日本国語大辞典

じ‐ろん【時論】

〘名〙

① ある時代に一般的なものとなっている論議。世論。

※日本詩史（1771）一「時論之不_レ足_レ憑、古今同憒憒」 〔魏志‐常林伝〕

② 昨今のできごとに関する議論。時事の論。〔尖端語百科辞典（1931）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

じ‐ろん【時論】

１ 時事についての議論。
２ その時代の世論。当代一般の世論。「時論に屈する」
[類語]論評・批評・評論・批判・評価・評・講評・評語・総評・概評・短評・寸評・合評・時評・高評・酷評・劇評・書評・選評・月旦評・コメント

出典　小学館

普及版 字通

【時論】じろん

当時の世論。〔三国志、魏、常林伝〕時論、林の操峻なるを以て、之れを輔（大臣）に致さんと欲す。林、に疾(やまひ)篤(あつ)しとす。

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出典　平凡社「普及版 字通」