時守(読み)トキモリ

デジタル大辞泉 「時守」の意味・読み・例文・類語

とき‐もり【時守】

守辰丁しゅしんちょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時守」の意味・読み・例文・類語

とき‐もり【時守】

〘名〙 令制における陰陽寮職名一つ漏刻(ろうこく)博士の下に属し、漏刻の番をして、時刻を知らせる鐘や鼓を鳴らす役目。また、その人。守辰丁(しゅしんちょう)
万葉(8C後)一一・二六四一「時守(ときもり)の打ち鳴(な)す鼓数(よ)み見れば時にはなりぬ逢はなくも怪し」

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