是非無い(読み)ゼヒナイ

デジタル大辞泉 「是非無い」の意味・読み・例文・類語

ぜひ‐な・い【是非無い】

[形][文]ぜひな・し[ク]
当否善悪判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「―・く中断する」
しゃにむに事を行うさま。
「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て―・くしかりて」〈著聞集一六
言うまでもない。当然である。
「物狂ひの出で立ち、似合ひたるやうに出で立つべき事、―・し」〈花伝・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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