星合(読み)ほしあい

精選版 日本国語大辞典 「星合」の意味・読み・例文・類語

ほし‐あい ‥あひ【星合】

〘名〙 陰暦七月七日の夜、牽牛織女二星が会うこと。《季・秋》
蜻蛉(974頃)上「あまのかは七日をちぎる心あらばほしあひばかりのかげをみよとや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の星合の言及

【三雲[町]】より

…久米などには古代条里制の遺構がみられ,中世には蘇原御厨(そはらみくりや),甚目(はだめ)御厨(御薗)など伊勢神宮領や,醍醐寺領曾禰(そね)荘があった。伊勢参宮路に沿っていた星合(ほしあい)は,中世の紀行文や和歌に名がみえる。江戸時代は津藩領と紀州藩領が入り組んでいた。…

※「星合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android