明詮(読み)みょうせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明詮」の解説

明詮 みょうせん

789-868 平安時代前期の僧。
延暦(えんりゃく)8年生まれ。大原桜井の孫。大和(奈良県)の人。奈良元興(がんごう)寺の施厳,仲継について法相(ほっそう)をまなぶ。嘉祥(かしょう)3年(850)清涼殿で四宗の学僧宗義を論じたとき,法相宗代表となる。玄奘(げんじょう)を尊崇し,元興寺に玉華院を建立して弥勒(みろく)仏をおさめた。大僧都。貞観(じょうがん)10年5月16日死去。80歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android