明日香(読み)アスカ

デジタル大辞泉 「明日香」の意味・読み・例文・類語

あすか【明日香】[書名]

日本歌誌。昭和11年(1936)に今井邦子が創刊した女性だけの同人誌。昭和23年(1948)終刊

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改訂新版 世界大百科事典 「明日香」の意味・わかりやすい解説

明日香[村] (あすか)

奈良県高市郡の村。人口5856(2010)。奈良盆地南東部に位置し,飛鳥川,高取川流域の平野部と標高600m前後の竜門山地からなる。古代飛鳥文化の中心地であり,史跡古墳,文化財が多い。1970年ころから飛鳥保存運動が全国的に高まり,同年末には国の保存事業の骨子が決定,奈良国立文化財研究所飛鳥資料館や石舞台,甘樫丘(あまかしのおか),祝戸の3公園も建設された。80年には〈明日香特別立法〉が制定され,歴史的風土の保存や生活環境施設の整備が進められている。また稲作中心の農業は兼業化が進み,サービス業などの第3次産業従事者が増えている。近鉄吉野線が通る。
飛鳥
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