日本工営(読み)にほんこうえい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本工営」の意味・わかりやすい解説

日本工営
にほんこうえい

建設コンサルタント・電力エンジニアリング会社。各種大型建設・土木技術に関する総合コンサルティング業務と,電力供給システムを担う電力エンジニアリング部門の最大手。1946年新興産業建設社として設立。1947年社名を日本工営に変更するとともに,水力発電に関するコンサルティング業務,変電所の建設・補修工事などを主体に本格的な企業活動を開始した。発電・灌漑分野で伝統的な強さをみせる一方で,都市化によるインフラストラクチャー需要も高い。1961年インドネシアのジャカルタ,1981年フィリピンのマニラに事務所を開設するなど海外でも事業を展開している。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日本工営」の解説

日本工営

正式社名「日本工営株式会社」。英文社名「Nippon Koei Co., Ltd.」。建設業。昭和21年(1946)「株式会社新興産業建設社」設立。同22年(1947)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区麹町。大手建設コンサルタント会社。水資源総合開発や電源開発実績。電力関連機器・装置などの販売、電気工事設計施工も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード1954。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報