日月合成半日周潮(読み)じつげつごうせいはんにちしゅうちょう(英語表記)lumi-solar semi-diurnal tide

海の事典 「日月合成半日周潮」の解説

日月合成半日周潮

月および太陽による起潮力を調和分解したとき、同一の周期を持った項が現れる。この両者の和からなる分潮で、ほぼ半日の周期のものを日月合成半日周潮、あ るいはK2分潮と呼ぶ。周期は11.97時間で、海面凹凸が起潮力に静力学的に釣り合ったとしたときの振幅(m)(係数と呼ぶ)は0.05752であ る。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android