新庄山城跡(読み)しんじようやまじようあと

日本歴史地名大系 「新庄山城跡」の解説

新庄山城跡
しんじようやまじようあと

[現在地名]岡山市竹原

竹原たけはら北西、標高一二七・三メートルの新庄山北峰頂上にある。比高一一七メートル。天文(一五三二―五五)初年以前の築城と思われ、「吉備温故秘録」によると、当地一帯に勢力のあった中山信正の麾下新庄助之進の居城と伝える。その後、中山信正自身が居城、天文末年には宇喜多直家が浦上宗景から戦功として当城を与えられ、永禄三年(一五六〇)亀山かめやま城に移るまで在城したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android