新堂形米蔵跡(読み)しんどうがたこめぐらあと

日本歴史地名大系 「新堂形米蔵跡」の解説

新堂形米蔵跡
しんどうがたこめぐらあと

[現在地名]金沢市小将町

胡桃くるみ町の南端紺屋坂口こんやざかぐち御門前から東へ向かう道に北面する。藩米を納める施設で、広坂ひろさか下の堂形御蔵に対して新設の意で新堂形と称された。寛文一二年(一六七二)に御算用場跡地に建てられたもので(菅家見聞集)、延宝町絵図では御蔵屋敷と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android