新垣 芳子(読み)アラカキ ヨシコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「新垣 芳子」の解説

新垣 芳子
アラカキ ヨシコ


職業
琉球舞踊家

生年月日
大正7年 10月20日

出生地
沖縄県那覇市

経歴
良家の子女が琉球舞踊を習うことは、女の堕落であるとされていた昭和初期の頃、琉舞を大衆化しようとしていた父・松含から妹の澄子とともに教えられる。室内の障子を閉めて、外からわからないように教えられたという。舞踊家として後年大成し、昭和11年日本民族協会主催の沖縄芸能東京公演で鳩間節を踊って脚光を浴びる。松含没後大正15年創立の「松陰会」を引き継ぎ、鳩芳会を主宰したが早世した。

没年月日
昭和15年 3月1日 (1940年)

家族
父=新垣 松含,妹=比嘉 澄子(舞踊家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報