新和町(読み)しんわまち

日本歴史地名大系 「新和町」の解説

新和町
しんわまち

面積:五六・〇六平方キロ

しも島の東海岸のほぼ中央に位置し、北は本渡ほんど市、西は本渡市河浦かわうら町に接する。東から南にかけては八代海に面し、北西部は山間地のためやや低温であるが、東南部は温暖な気候で水産業が盛んである。内陸部から東流する大宮地おおみやじ川と北流する流合ながれあい川が八代海に注ぎ、両河川に沿って平野が開け農業も盛ん。本渡市―牛深うしぶか市間を結ぶ国道二六六号が町の西方南北に走り、海に面する東部地区は大多尾おおだお港をはじめ海上交通も盛んで、中田なかた港は鹿児島県なが島の北端諸浦しようら港と結ぶ天草―長島フェリーの発着場になっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報