敵討物(読み)かたきうちもの

精選版 日本国語大辞典 「敵討物」の意味・読み・例文・類語

かたきうち‐もの【敵討物】

〘名〙 かたき討ちをテーマとした小説浄瑠璃脚本講談などの総称。あだうちもの。

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改訂新版 世界大百科事典 「敵討物」の意味・わかりやすい解説

敵討物 (かたきうちもの)

仇討物(あだうちもの)

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世界大百科事典(旧版)内の敵討物の言及

【仇討物】より

敵討を主題とした文学・芸能の一系統。敵討物(かたきうちもの)ともいう。中世の謡曲,幸若から古浄瑠璃を経て,近世の歌舞伎,人形浄瑠璃や読本,実録,講釈,浪花節など,さまざまの分野で扱われ,重要な一系統を形づくっている。…

※「敵討物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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