数の外(読み)カズノホカ

デジタル大辞泉 「数の外」の意味・読み・例文・類語

かず‐の‐ほか【数の外】

官職などで、定員ほか員外。かずよりほか。
「折節大納言かざりければ、―にぞ加はられける」〈平家・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数の外」の意味・読み・例文・類語

かず【数】 の 外(ほか)

定められた人員以外の人。定員外。定数外。かぞえのほか。数より外。⇔数の内
※半井本保元(1220頃か)上「重仁人数の内に入る可き処に、数の外なる、文にも武にもあらぬ四官に位をこされ」

かぞえ【数】 の 外(ほか)

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