散袱紗(読み)ちらしふくさ

精選版 日本国語大辞典 「散袱紗」の意味・読み・例文・類語

ちらし‐ふくさ【散袱紗】

〘名〙 祭礼または踊りの時に用いる、傘にさげるふくさ。
浄瑠璃・遊女源平全盛競(1708)三「せうぞくは〈略〉綾や錦の水引に、ちらしふくさはすみ源氏、又秋のの、虫つくし、五色の糸にてぬわせつつ」

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