救世観世音菩薩(読み)クセカンゼオンボサツ

デジタル大辞泉 「救世観世音菩薩」の意味・読み・例文・類語

くせ‐かんぜおんぼさつ〔‐クワンゼオンボサツ〕【救世観世音菩薩】

観世音菩薩称号。世の人を苦しみからよく解放するところからいう。救世菩薩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「救世観世音菩薩」の意味・読み・例文・類語

くせ‐かんぜおんぼさつ ‥クヮンゼオンボサツ【救世観世音菩薩】

(「くせ」は「くぜ」「ぐせ」「ぐぜ」とも) 法華経普門品(ふもんぼん)に、「観音妙智の力はよく世間の苦を救う」とあるところから、観世音菩薩をたたえた呼び名。ことに日本では聖徳太子本地仏として尊崇された。観世音菩薩。救世観世音。救世観音。救世大士。救世菩薩。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android