放書(読み)はなちがき

精選版 日本国語大辞典 「放書」の意味・読み・例文・類語

はなち‐がき【放書】

〘名〙
① 一つづきの文字群を、連綿しないで、一字一字離して書くこと。
※宇津保(970‐999頃)国譲上「その次に男手、はなちがきに書きて」
② 語句ごとに空白をおいて文章を書く表現法。わかちがき。
書道で、手本などから離れて、自由に書くこと。

はなし‐がき【放書】

〘名〙 文字を続けて書かないで、一字ずつ離して書くこと。はなちがき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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