改養寺村(読み)かいようじむら

日本歴史地名大系 「改養寺村」の解説

改養寺村
かいようじむら

[現在地名]滑川市改養寺

早月はやつき川が形成した隆起扇状地(室山野台地)の末端部に位置し、北東金屋かなや村、西は平塚ひらつか村。かつては柴金屋しばかなやの内で、のち金屋村から分村したという(東加積村誌)。村立てされた時期は承応三年(一六五四)とされる(出来新村・退転村記申帳)。なお明応元年(一四九二)金屋村に海恵かいえ寺が創建され、天正一六年(一五八八)追分おいわけ村に移転したといわれ(貞享二年寺社由緒書上)、当村の村名は同寺にちなむと伝える(前掲村誌)。延宝七年(一六七九)の村御印によると草高一二九石、免一ツ五歩(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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