擦違(読み)すりちがう

精選版 日本国語大辞典 「擦違」の意味・読み・例文・類語

すり‐ちが・う ‥ちがふ【擦違】

〘自ハ四〙 =すれちがう(擦違)
史記抄(1477)一八「されどもうらかたの様がすりちかうて」
鳥影(1908)〈石川啄木〉一「信吾の乗って来た列車と川口駅で擦違(スリチガ)って来た、上りの貨物列車が」

すり‐ちがい ‥ちがひ【擦違】

※俳諧・雑談集(1692)下「冶郎の絵馬其紋にしる〈其角振袖駕籠よりあまる摺ちがひ〈沾蓬〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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