撮上・摘上(読み)つまみあげる

精選版 日本国語大辞典 「撮上・摘上」の意味・読み・例文・類語

つまみ‐あ・げる【撮上・摘上】

〘他ガ下一〙 つまみあ・ぐ 〘他ガ下二〙 指先などで物を軽くつまんで、持ち上げる。
評判記色道大鏡(1678)一一「太作 大坂名之。金作・万作などとこそ申さるべけれ、太作とはつまみあげたるやうにて、風情なし」
※滑稽本・七偏人(1857‐63)二「小褄をたかく撮(ツマ)みあげ赤き蹴だしをひらつかせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android