搗上(読み)かちあげる

精選版 日本国語大辞典 「搗上」の意味・読み・例文・類語

かち‐あ・げる【搗上】

〘他ガ下一〙 かちあ・ぐ 〘他ガ下二〙
相撲などの格闘技相手とぶつかった瞬間に、腕や肩で相手の上半身を突き上げて起こす。
※上と下(1958)〈井上友一郎〉星より星へ「頭を下げてくりゃ、アッパーで、かち上げろ!」
金銭や物を脅し取ることをいう犯罪者仲間の隠語
階級(1967)〈井上光晴〉七「まあ死んでしもうたら保護費をかち上げるわけにもいかんし」

かち‐あげ【搗上】

〘名〙 相撲などの格闘技で相手とぶつかった瞬間に、腕や肩で相手の上半身を突き上げて起こすこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android