換質換位(読み)カンシツカンイ

デジタル大辞泉 「換質換位」の意味・読み・例文・類語

かんしつ‐かんい〔クワンシツクワンヰ〕【換質換位】

論理学で、定言的判断変形による直接推理の一。ある判断から、述語矛盾概念主語とする新しい判断を導き出す推理。「すべての弁護士法律家である」を換質して「すべての弁護士は非法律家でない」とし、次にそれを換位して「すべての非法律家は弁護士でない」を導き出す類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android