揖保川町(読み)いぼがわちよう

日本歴史地名大系 「揖保川町」の解説

揖保川町
いぼがわちよう

面積:二三・六六平方キロ

龍野市により南北に分断された揖保郡の南部に位置し、北から東は龍野市、南は御津みつ町、西は相生市と接する。東境を揖保川が南流し、北部には養久やく山から本堂ほんどう山へと続く鳥坂とつさか丘陵、南部にははとが峰(一〇七メートル)嫦峨じようが(二六五・八メートル)から北東方向に権現ごんげん山に連なる山塊、西部には天下台てんかだい(三二一・四メートル)を主峰とする山塊があり、天下台山から北東に延びて金剛こんごう山・宝記ほうき山に至る山塊を境に北部と南部に低地が広がる。低地はそれぞれ米作地帯であったが、北部低地は住宅地化が進み、中央部は都市計画区域、南部は農業調整区域となっている。中央部やや北寄りを国道二号とJR山陽本線が横断し、竜野駅がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報