揉錐(読み)もみぎり

精選版 日本国語大辞典 「揉錐」の意味・読み・例文・類語

もみ‐ぎり【揉錐】

〘名〙 両手で柄の部分を揉みながら小穴をあけるきり
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五「箱の一方に開いてゐる小さな孔(あな)から長い揉錐(モミギリ)を突込み」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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