精選版 日本国語大辞典 「掻摘」の意味・読み・例文・類語 かい‐つま・む【掻摘】 〘他マ五(四)〙 (「かい」は接頭語)① 指先ではさんで持つ。つまむ。※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし「チョとかいつまんで荒々しくコートのポッケットへ突込し手ざはり」② 物事の必要な点だけをとりだして簡単にまとめる。概括する。※歌舞伎・お染久松色読販(1813)中幕「かいつまんで申ませふが」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報