掻卵・掻玉(読み)かきたま

精選版 日本国語大辞典 「掻卵・掻玉」の意味・読み・例文・類語

かき‐たま【掻卵・掻玉】

〘名〙 煮立ったすまし汁片栗粉とろみをつけ、そこにとき卵を流し入れかきまぜたもの。掻き玉汁。かきたまご。
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨一二かき玉と名ばかりは上品なれど、薄下地の中に泳いで居るやうな吸物

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