掴出(読み)つかみだす

精選版 日本国語大辞典 「掴出」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐だ・す【掴出】

〘他サ五(四)〙 物をつかんで取り出す。つかんで外へ放り出す。また、無造作にとらえてつき出す。つまみ出す。
※俳諧・太祇句選(1772‐77)秋「鬼灯(ほほづき)や掴み出したる袖の土産(つと)
野分(1907)〈夏目漱石一二「中から一束紙幣をつかみ出(ダ)す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android