掛罠(読み)かけわな

精選版 日本国語大辞典 「掛罠」の意味・読み・例文・類語

かけ‐わな【掛罠】

〘名〙
① 仕掛けた罠(わな)
※狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉二「掛係蹄(カケワナ)一頭の巨熊(おおぐま)掛りたれば」
計略で人をおとしいれること。
読本近世説美少年録(1829‐32)三「皆騙姦(つつもたせ)手段にて、その圏套(カケワナ)に入りたるなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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