掛手(読み)かけで

精選版 日本国語大辞典 「掛手」の意味・読み・例文・類語

かけ‐で【掛手】

(「かけて」とも) 〘名〙
相撲の手の一つ。上手(うわて)下手(したて)または小手を掛け、まわしをひき、相手の内またに足をからめ投げをうつこと。これがきまれば「掛け投げ」になる。〔相撲講話(1919)〕
空手の手わざで、相手のつっこんでくる手にかけ、力量のあるなし、技術の上手(じょうず)、下手(へた)、手わざの機敏さのぐあいなどをさぐるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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