挟間村(読み)はさまむら

日本歴史地名大系 「挟間村」の解説

挟間村
はさまむら

[現在地名]豊前市挟間

薬師寺やくしじ村の南、佐井さい川と岩岳いわたけ川に挟まれた位置にある。修験松尾まつお(現大平村)の北麓にあたり、松尾医王いおう寺の末寺の一つ泉水せんすい(跡地は現千手観音堂)があった。元禄豊前国高帳では「ハザマ」と訓じ、狭間とも記される(旧高旧領取調帳など)。江戸時代は小倉藩領。元和八年人畜改帳に(挟間か)村とみえ給人分、家数一七・人数二八(うち百姓四・名子四)、牛五・馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報