精選版 日本国語大辞典 「持切」の意味・読み・例文・類語
もち‐き・る【持切】
[1] 〘他ラ五(四)〙
① 終わりまで持ち続ける。
② 全部を持ってしまう。
[2] 〘自ラ五(四)〙
① 終わりまである同じ状態が続く。
② ある間じゅう、同じ話や噂などをする。
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉一「寄ると触ると此話題で持切ってゐたが━」
もち‐きり【持切】
〘名〙
① 初めから終わりまで同じもの、また同じ状態が継続すること。一つのことに専従すること。〔文明本節用集(室町中)〕
② ある間じゅう同じ話や噂などをすること。
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