泥人形(読み)どろにんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「泥人形」の意味・読み・例文・類語

どろ‐にんぎょう ‥ニンギャウ【泥人形】

〘名〙 泥をこねて作った人形土偶
※人でなしの恋(1927)〈江戸川乱歩〉九「そんな無生(むしゃう)の泥人形(ドロニンギャウ)に見返られたかと、もう口惜しくて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「泥人形」の意味・読み・例文・類語

どろにんぎょう【泥人形】[書名]

正宗白鳥小説。明治44年(1911)、「早稲田文学」7月号に発表日本自然主義文学の代表作ひとつ

どろ‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【泥人形】

泥をこねて固めた人形。土偶。
[補説]書名別項。→泥人形

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