精選版 日本国語大辞典 「押押」の意味・読み・例文・類語
おせ‐おせ【押押】
[1] 〘連語〙 (「おす(押)」の命令形を重ねて強調した語) 押しかけろ押しかけろ。
※浮世草子・好色一代男(1682)八「此ままは帰らずか、嶋原へをせをせ」
[2] 〘形動〙
※浮世草子・御前義経記(1700)八「後には三枚がるたのおせおせ」
② 物事が次々に重なって立て込む様子。「おせおせになる」の形で、仕事などが立て込んで延び延びになるさまにもいう。
③ 人で混雑する様子。
[3] 〘感動〙 歌などに合わせて拍子をとるはやしことばの一つ。
おすな‐おすな【押押】
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