押型・押形(読み)おしがた

精選版 日本国語大辞典 「押型・押形」の意味・読み・例文・類語

おし‐がた【押型・押形】

〘名〙
器物の上に紙をあてて形を写したもの。
版木の上に紙をあて蝋墨で模様を刷り写したもの。
刀剣の上に薄い和紙をのせ吊鐘墨で形や茎(なかご)の名を刷りとり、刃文などを書き込んだもの。
④ 器物の表面に、模様を型で押しつけたもの。
宗湛日記‐天正一五年(1587)正月二一日「乳に花のやうに二づつ両にをし形あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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