抱回(読み)だきまわす

精選版 日本国語大辞典 「抱回」の意味・読み・例文・類語

だき‐まわ・す ‥まはす【抱回】

〘他サ四〙
① 太い木の幹や柱などを、腕をいっぱい伸ばして抱く。抱きつく。
太平記(14C後)三六二人して抱(ダ)き廻(マハ)す程なる檜木の柱」
何人かが一人を次々と抱きかかえる。
※混血児ジョオヂ(1931)〈浅原六朗〉四「水兵達に抱きまはされて上気してゐた顔を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android