精選版 日本国語大辞典 「抜乱」の意味・読み・例文・類語
ぬき‐みだ・る【抜乱】
[1] 〘他ラ四〙 つらぬき通している糸を抜き取って玉を乱し散らせる。
[2] 〘自ラ四〙 つらぬき通していた糸を抜き取ったために玉が乱れ散る。
※貫之集(945頃)六「ぬきみだる涙もしばしとまるやと玉の緒ばかりあひみてしがな」
[3] 〘自ラ下二〙 (二)に同じ。
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