打紙・擣紙(読み)うちがみ

精選版 日本国語大辞典 「打紙・擣紙」の意味・読み・例文・類語

うち‐がみ【打紙・擣紙】

〘名〙 石盤の上で木づちで打って艷(つや)を出した紙。艷出しには蝋(ろう)や油を用いる。
正倉院文書‐天平宝字四年(760)二月二五日・造東大寺司解「令繕於打紙六万八千四百張」

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