打晴(読み)うちはれる

精選版 日本国語大辞典 「打晴」の意味・読み・例文・類語

うち‐は・れる【打晴】

〘自ラ下一〙 うちは・る 〘自ラ下二〙 (「うち」は接頭語)
① 雨がやんで晴れわたる。
日葡辞書(1603‐04)「アメガ vchifareta(ウチハレタ)
② 吹きさらしで、むき出しになっている。また、ひろびろとして見晴らしがきく。
四河入海(17C前)一「うちはれた処でこそ睡もさむれ」
浮世草子傾城色三味線(1701)鄙「打はれし大座敷へつれ行」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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